SSC(サステナブル・ソーシャル・カンパニー)未来創造企業とは
「本業を通じた継続的な社会課題の解決」を事業目的の第一に掲げ、その実践により社会の価値や人々の幸福度を向上させ、よりよい社会を創り出すだけでなく、実践の結果生まれる利益を適切に分配(従業員等へ)・再投資することで企業の持続的な発展に努める企業」です。未来創造企業の推進を図ろうとする意欲のある中小企業を、一般社団法人日本未来企業研究所が「SSC(サステナブル・ソーシャル・カンパニー)未来創造企業」として認定する制度です。」
未来創造企業が必要な背景と問題意識
世界は、資本主義経済システムのもとで発展・成長を遂げてきたが、同時に、その過程で多くの社会問題・社会課題が発生。
また、従来型の資本主義経済では、「良い企業」の第一条件は 「収益性が高い(=儲かっている)」ことで、「売上高」や「経常利益」等を重視。
一方、企業を「社会の公器」と捉え、社会の一員として、様々なステークホルダーと共存共栄し、持続可能な社会の構築に貢献していくべきという考え方(概念・フレームワーク)も普及、浸透。
《例》 SRI(社会的責任投資)、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資、等
しかし、既存の概念・フレームワークは、基本的に大企業(上場企業)を対象とした投資家の観点から作成。
中小零細企業経営者の視点から「企業のあり方・目指すべき姿」の指針(道しるべ)を示す目的で作成されていない。
認定のメリットは?
①一般社団法人日本未来企業研究所によるPR支援
●プレスリリース、一般社団法人日本未来企業研究所ホームページ等による企業名、企業概要、SSC活動内容等の紹介
●その他、一般社団法人日本未来企業研究所発行の季刊誌での企業紹介等を予定
②SSC認定企業やSSC活動を実践する企業が集う「フォーラム」への参加
●会員企業限定の学びの会(経営者、従業員ともに参加可)を定期的に開催するほか、SSC課題に応じたグループコンサルティングや、企業交流会を開催し、情報交流の機会を提供します。